イスラエルのMore Foodsが、Osem-Nestlèグループの子会社Tivolと提携

イスラエルのスタートアップMore Foodsが、Osem-Nestlèグループの子会社Tivolと提携し、カボチャの種をベースにした代替肉製品の開発に取り組むと発表しました。

健康的なクリーンラベル製品を欧州に拡大


Tivolにとって、フードテック分野のスタートアップ企業との提携は今回が初。提携にあたっては、More Foodsの植物性素材の技術に関する知見と、Osem-Nestlèグループの保有する膨大な市場調査データを活用します。

イスラエルでは、ヴィーガンの比率が総人口の5%と極めて高く、ベジタリアンを含むと13%。また、45%が肉の消費量を積極的に減らしているとの統計もあり、数多くのスタートアップ企業が誕生するフードテック大国となっています。

2019年創業のMore Foodsは、カボチャの種やひまわりの種を独自にブレンドした代替肉製品を開発し、イスラエル国内のレストランチェーンに提供。

少ない原料から作られた食品は、食物繊維とタンパク質を豊富に含む一方、コレステロールは含んでいません。同社は、消費者に健康的で美味しい「クリーンラベル*1」製品を提供できることが強みとしており、今回の提携により、英国を含む欧州への流通拡大に取り組む考えです。

*1 遺伝子組み換え原料や食品添加物を含まず、パッケージの表示が明確で分かりやすい食品。

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