スウェーデンのSproudが砂糖不使用のエンドウ豆ミルク「Barista ZERO」を発売
スウェーデンの代替ミルクブランドSproudが、砂糖や甘味料無添加の新製品「Barista ZERO」を発売しました。
環境影響の少ないシュガーフリーの代替ミルク
黄色エンドウ豆を原料とする新製品は、なめらかでクリーミーなテクスチャーとニュートラルな味わいを持ち、オーツミルクの2倍のタンパク質を含有。主要なアレルゲンを含まず、市場に出回っている乳製品や植物由来のミルクの中で最も気候への影響が少ないとされています。
バリスタに卓越したパフォーマンスを提供するような設計で、微細な泡が長時間持続するため、家庭でもラテアートを楽しむことが可能。ドイツ・ベルリンで開催されている「European Coffee Symposium」で披露されました。
Sproudの製品はすでに世界中で販売されており、世界各地に展開するコーヒーチェーンのJoe & the Juiceでは代替ミルクのオプションとして人気。英国では、Waitroseのほか、Ocadoやアマゾンなどオンラインでも購入できます。
著名人を共同オーナーに迎え発信力を強化
Sproudは先月、英国のテレビ司会者Maya Jamaが投資家兼共同オーナーとして加わったと発表。Jamaは今後Sproudの顔となり、戦略アドバイザーおよびブランドアンバサダーとして活動します。
CEOを務めるSara Bergerは、「これまでに良い関係性を築いてきたバリスタから信頼される妥協のない製品を作りたいと思い、この1年間新製品に取り組んできた」とコメント。
「Barista ZEROはプロのバリスタの期待に応えるだけでなく、植物由来のカテゴリーで低糖質の代替ミルクを求める消費者ニーズに対応したもので、健康、味、環境責任のバランスがとれた製品だ」と話しました。
同社は持続可能性への取り組みについて説明責任を果たすため、CarbonCloudのサービスを通じてCO₂排出量を公に追跡し、毎年インパクト・レポートを発表。社会的責任に関するISO26000の認証も取得しています。
参考記事:
Sproud launches new sugar-free milk alternative – Global Coffee Report
Sproud Launches Sugar-Free Barista ZERO Pea Milk
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