The Tofoo Co、ドイツのセイタンブランド「Wheaty」買収により植物性タンパク質のポートフォリオを強化

英国の豆腐ブランドThe Tofoo Coが、ドイツに拠点を置くオーガニック植物性食品メーカーTopasの買収で合意し、欧州での成長戦略における重要な一歩を踏み出したと発表しました。取引は今月下旬に完了する見込みです。
欧州で高いプレゼンスを誇るブランド資産を統合
30年以上前にSanni Ikola-GaiserとKlaus Gaiserによって設立されたTopasは、ソーセージやスライスハムを模した高品質なセイタン(グルテンミート)製品群を展開する革新的なブランド「Wheaty」で広く知られています。
ドイツ国内のオーガニック小売店を通じて強固な消費者基盤を築き、近年では主要な食品小売りチェーンへの進出も実現。周辺国のフランスやオーストリア、スイス、オランダでも確固たる地位を確立しています。現在は100名を超える従業員を抱え、直近の会計年度では1,400万ユーロ(約25億9,000万円)の売上高を計上しました。
The Tofoo Coはこの買収により、自国市場における「Wheaty」ブランドの成長加速とグローバルな流通拡大を見据えています。
同社代表のDavid Knibbsは、「買収によって当社の基盤が強化され、欧州全域でより多くの日常食にオーガニック植物性タンパク質を導入するという目標の達成が加速する」とコメント。
Topasの製品ポートフォリオと製造能力を取り込むことで、既存の豆腐やテンペといった天然タンパク質製品の開発と並行して進めてきたセイタンへの取り組みを補完。また、今年予定しているドイツ市場進出に先立ち、重要な基盤を築く狙いです。
需要が高まるホールフード製品群を強化
The Tofoo Coを2016年に買収したプライベート・エクイティ投資企業、Comitis CapitalのFelix Jauchは、今回の動きはThe Tofoo Coにとって「極めて戦略的で補完的な買収」と評しました。
「Topasはオーガニックセイタン製品に関する深い専門知識と、ドイツにおける強力な製造・ブランド基盤を持ち、The Tofoo Coの既存プラットフォームを強化するとともに、欧州の中心地における強固な基盤を提供する」と話しています。
豆腐ブランド「Clearspot」が好調なThe Tofoo Coは、2024年には前年比18.5%増となる過去最高の売上高2,390万ポンド(約51億2,000万円)を記録。利益も40%増の220万ポンド(約4億7,100万円)に達しました。
この成長の背景には、英国の消費者が高度に加工された代替肉製品を避け、豆腐やテンペ、セイタンなどのより自然なホールフードに焦点を当て始めたことがあります。
Topasの共同創業者Klaus Gaiserは、「The Tofoo Coとその株主は、当社の価値観、オーガニック品質への取り組み、そして正しい行いをするという信念と一致している。優れた事業運営を行っている彼らとは、特にドイツと英国でより多くの人々に健康的で自然な製品を提供するなど、協力できる分野は数多くあり、当社の持続可能で長期的な成長にとって正しい一歩だと感じている」とコメントしています。
参考記事:
David Knibbs | LinkedIn
The Tofoo Co acquires German plant-based producer Topas
The Tofoo Co acquires German plant-based producer Topas | News | The Grocer
The Tofoo Co Acquires German Plant-Based Producer Topas, Strengthening European Expansion
The Tofoo Co buys German seitan specialist Topas to anchor continental growth | PPTI News


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