植物性代替肉メーカーのJuicy Marbles、ホールフードのトレンドに対応した製品「Umami Burger」を英国で発売

食肉そっくりのリアルさで注目を集めるスロベニア発の植物性代替肉スタートアップJuicy Marblesが、新商品「Umami Burger」を英国の小売り大手Tesco(テスコ)で発売しました。
栄養価、使いやすさ、食感を兼ね備えた製品

新商品の「Umami Burger」は、英国全土に展開するスーパーマーケットTescoの225店舗で販売が始まりました。
主な原料にはヒマワリタンパク質、麦麹、キヌア、亜麻仁、セイタン(グルテンミート)、味噌を使用。
100gのパティ1枚には、タンパク質22g、食物繊維3g以上、脂肪5.5g(うち飽和脂肪酸はわずか1g)が含まれ、パティ2枚入りで価格は4.95ポンド(約1,050円)となっています。
Juicy Marblesの共同創業者Luka Sinčekは、「私たちでさえいつも肉そっくりのものが食べたいわけではなく、時には野菜主体のものが欲しくなる。ただ問題は、豆腐やテンペ、豆ベースのバーガーパティといった定番の選択肢は、美味しく食べるのに手間がかかるか、食感が物足りない点にある」と指摘。
「Umami Burger」について、「満足できる食感で、ほぼ下準備なしで多様な料理に応用でき、毎日食べても罪悪感のない栄養プロファイルを備えている。肉好きの人だけでなく、より健康志向の人にも気に入ってもらえるだろう」とコメントしています。
高まるホールフードの人気に対応
Juicy Marblesは、これまで英国で成功を収めてきた製品発売を再現したい考えです。2023年にWaitroseで厚切りフィレステーキ「Thick-Cut Filet」を発売した際には、4日間で初回仕入れ分の86%が完売し、後にTescoでも植物性代替肉製品として史上最速の売り上げを記録しました。
しかし2024年には、代替肉市場全体で売り上げが10%近く減少。超加工食品(UPF)に対する懸念が強まる中、豆腐や豆類などのホールフードが選ばれる傾向が見られました。
豆腐メーカーのThe Tofoo Coは2024年に過去最高の業績を達成して、売上高は20%近く増加。テンペブランドのBetter Natureは2025年第2四半期に売上高を128%増加させ、資金調達にも成功しています。
これを受けて、加工を最小限に抑えた製品を開発する代替肉メーカーが増加しており、肉を正確に模倣した植物由来の製品群で知られるTHISは、4月に「This is Super Superfood」ラインを発表。ホールフードのブロックやピースを特徴とする新たな製品形態を採用しました。
Moving Mountains FoodsやOh So Wholesomeも同様のアプローチで新製品を投入しています。
参考記事:
Juicy Marbles launches Umami Burger, a whole-food-forward, high-protein patty, in 225 Tesco stores across the UK
Juicy Marbles: Umami Burger launches into Tesco stores | The Grocer
Juicy Marbles jumps on veg-forward trend with new Umami Burger | The Plant Base
Umami Burger: Ultra-Realistic Plant-Based Meat Maker Dives Into Whole-Food Trend


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