ベトナムの豆乳メーカーVinasoyが、輸出売上高で3桁の伸びを報告

ベトナムの代替乳製品メーカーVietnam Soya Products Company(Vinasoy)が、2025年の輸出売上高が116%増加し、2026年に入ってからもさらに184%増加したと報告しました。現地のニュースメディア『Vietnam News』が報じています。
輸出を拡大する一方で、国内のサプライチェーン構築に注力
1997年にクアンガイ製糖株式会社(Quang Ngai Sugar Joint Stock Company)の一部門として設立されたVinasoyは、現在では世界でも五本の指に入る規模の豆乳メーカーに成長しました。ベトナム国内のパック入り豆乳市場において、90%以上のシェアを占めています。
海外販売を成長の柱と位置付ける同社の主力製品である豆乳は現在、米国、日本、韓国、台湾、中国、および東南アジアの複数の市場で販売されているとのこと。これらの国での事業基盤を強化しつつ、アジア太平洋地域のほかの高成長市場への参入も計画しています。
同社の広報担当者は、「当社は、大豆および植物由来の栄養に関する30年近い研究の蓄積と、世界最大級の豆乳メーカーとしての地位を生かし、ベトナムの植物性栄養製品のグローバル展開を着実に進めると同時に、国際市場におけるベトナム企業の競争力強化にも貢献している」とコメントしました。
同社は輸出拡大に加えて、国内の大豆栽培への投資も進めてきました。大豆に特化した研究センターを社内に有し、大豆本来の風味を維持して製品の品質と安全性を確保するべく、原材料の選定から加工技術、包装に至るまで、バリューチェーン全体にわたり投資を行っています。
大豆のサプライチェーン戦略においては、新品種の開発、栽培技術の向上と機械化の推進、そして技術移転や買い取り保証契約を通じた農家との連携という3つの柱を中心に展開。
国内外から収集した2,200以上の遺伝資源からなる非遺伝子組み換え大豆のジーンバンクを保有しており、それを活用して、特定の製品ラインや土地の栽培条件に適した高収量品種の開発を実施しています。
さらに、中部高原、紅河デルタ、メコンデルタの各地域において、大豆を組み込んだ持続可能な輪作モデルの試験的導入も進めています。
参考記事:
Vinasoy ramps up exports, invests in sustainable soybean supply chain
Vietnamese Soy Milk Maker Vinasoy Reports Triple-Digit Export Growth


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