SaladStop! Group、全世界のメニューで植物性タンパク質の比率を60%に引き上げる目標を設定

シンガポールの外食企業SaladStop! Groupが、世界各地の全店舗で使用するタンパク質食材の少なくとも60%を植物由来のものに切り替えることを公約しました。

ネットゼロ計画における具体的な一歩


この公約は、SaladStop!、Heybo、Wooshi、Smoosha、FreshKitchenを含む、グループの全ブランドに適用されます。

これらのブランドを合わせると、SaladStop! Groupはシンガポール、フィリピン、インドネシア、韓国、香港などの市場で計80店舗以上を展開し、年間500万人を超える顧客にサービスを提供。メニューにはすでに、豆類、セイタン(グルテンミート)、ナッツ、種子類、全粒穀物、葉物野菜、キノコ類などが取り入れられています。

同社はアジアで初めて全メニューにカーボンラベル(CO₂排出量の表示)を導入した外食グループであり、2030年までに事業活動におけるネットゼロを達成することを公約しています。2023年には「B Corp」認証を取得しました。

今回設定した新たな目標については、ネットゼロ達成に向けた測定可能な取り組みの一つと位置付けられています。

グループCEOのAdrien Desbailletsは、「素晴らしい食事とは、栄養バランスが取れていると同時に、豊かさ、多様性、そして美味しさを兼ね備えたものであると考えている」とコメント。

「世界中の全店舗および事業全体において、使用するタンパク質の少なくとも60%を健康的な植物由来のものにするという取り組みにより、多様な食材の可能性を探求し、顧客満足度の高い魅力的なメニューを提供するとともに、環境負荷の低減に向けたコミットメントを強化していきたい」としています。

ほかの外食事業者にとっての指針に


SaladStop! Groupの公約は、食品企業と連携して植物由来の選択肢の導入や動物福祉基準の向上を推進するNGO、Lever Foundationとの協力により策定されました。

複数のブランドを展開するグループ全体で具体的な数値目標を掲げることは、ほかの事業者にとっても参考にできる指標となります。

Lever Foundationは、ホスピタリティ業界における同様のプログラムについても助言を行っており、その例として、植物性メニューを30%以上とする要件を導入したグローバル・サステナブル・ツーリズム協議会(GSTC)の新基準「Food and Beverage Standard」策定にも協力。

先月はタイの高級ホテルチェーン、ローズウッドと提携して、プラントベースメニューの拡充に向けスタッフへの研修体制を構築することで合意しました。

同団体のMarielle Lagulayは、「SaladStop! Groupは、味、鮮度、栄養バランスを損なうことなく、成長を続けるグローバルな食品事業にタンパク源の多様化をどのように組み込めるかという点において、業界をリードする模範を示している。ほかの外食企業もこれに続くよう期待したい」とコメントしています。

参考記事:
SaladStop! Group Sets 60% Plant-Based Protein Target Across Global Menus
SaladStop Pledges to Source 60% of Protein from Plant-Based Food Globally
SaladStop! Group wins praise for protein diversification goal, targeting 60% plant-based sourcing globally

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