バイオレザーを手掛ける米Uncaged Innovationsが約2.7億円を調達

持続可能な代替レザーを開発するバイオテクノロジー企業のUncaged Innovationsが、プレシードラウンドで200万ドル(約2億6,600万円)の資金調達を行ったと発表しました。

同ラウンドには、英ジャガー・ランドローバーの投資部門、InMotion Venturesも参加。今回の資金調達によりUncaged Innovationsは、高級感や耐久性を損なわない、次世代の高機能性ヴィーガンレザーの発売を目指すとしています。

高機能性ヴィーガンレザーで変革を担う


Uncaged Innovationsは、Stephanie DownsXiaokun Wangにより、2020年に設立。従来のレザー製造に伴う、動物倫理や環境影響といった問題に取り組み、持続可能なヴィーガンレザーの普及を目標とする企業です。

CEOのDownsによると、現在の代替レザー市場は利用可能な生分解性素材が限られていることから、プラスチックベースの素材に大きく依存しているといいます。しかしながら、プラスチック廃棄物に対する消費者の関心が高まるにつれ、価値観と美意識の両方に合致する代替品への需要が高まってきました。

そんな中、Uncaged Innovationsが開発したのが、穀物由来の植物性プロテインとポリペプチドをベースに、その他の天然成分を組み込む製法。コラーゲンの繊維構造を模倣することで、動物性レザーと同等の機能性が得られるといいます。

また、同社の有する独自の技術プラットフォームでは、レザーの持つ機能性やデザインを微調整し、さまざまな用途に適した製品を生み出せる柔軟性が魅力とのこと。そのユニークな技術が認められ、米国国立科学財団(NSF)の中小企業技術革新制度(SBIR)助成金も獲得しています。

動物由来の天然皮革でも、プラスチックを使用した合成皮革でもない第三の道、バイオレザーによる変革を狙います。

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