Superbrewed Foodが、消化と免疫をサポートするポストバイオティクス原料を米国で発売

米国・デラウェア州に拠点を置くSuperbrewed Foodが、ポストバイオティクス素材*「Thryvia」を市場に投入しました。
サプリメント、食品・飲料、ペット用栄養製品など、消化器系および免疫系の健康をサポートする用途向けに展開を始めています。
* 参考:ポストバイオティクスとは?
消化器系の不快感軽減に効果
「Thryvia」は、加熱処理によって不活化させた酪酸菌の一種であるClostridium tyrobutyricumを原料としており、常温で安定しています。生きた菌を含まないため、製造・流通・保存期間を通じて、プロバイオティクスを生きた状態で維持する際に生じるような取り扱い上の制約がありません。
この素材は、米国食品医薬品局(FDA)からの「No Questions(異議なし)」レターを受領して、販売が認められました。欧州連合(EU)および英国でも、新規食品としての安全性評価が進められています。
メーカーは、長期保存品やUHT(超高温殺菌)処理を施した製品を含むカプセル、粉末、グミ、バー、飲料といった多様な形態の製品に、1食あたり約200mgという標準配合量で本素材を組み込むことが可能。
Superbrewed Foodは研究プログラムを通じて展開を支援しており、自社で行った4週間にわたる消費者調査では、「Thryvia」を試した64%の参加者から消化器系の不快感の軽減が報告されました。現在、さらなるヒト臨床試験も進行中です。
同じ微生物株を用いた2件目の認可事例に
Superbrewed Foodは、「Thryvia」の事業化を支援するため、マイクロバイオーム業界の有力者であるMichael Bushを取締役会の共同議長に新たに任命しました。
Bushは以前、プロバイオティクス原料のサプライヤーGanedenの社長兼CEOを務めた人物。同社の「GanedenBC30」プラットフォームは、2017年にKerryと合併するまで数百もの製品に採用されていました。
Superbrewed Foodはこれまでに、同じ微生物株を用いた独自のポストバイオティクス培養タンパク質「SB1」について、FDAの認可を取得済み。ニュージーランドの乳業協同組合Fonterraとの協業や、ドイツ企業Döhlerとの提携による製造体制の確立も進めています。
共同創業者でCEOを務めるBryan Tracyは、「消費者は消化の快適さや免疫の健康維持の重要性を理解しており、一方メーカーは、科学的根拠に裏打ちされ、かつ実際の製品に適用可能な、差別化された成分を求めている。『Thryvia』は、科学的知見、独自のポジショニング、そして実用的な配合技術を融合させることで、顧客が際立った製品を生み出すための明確な道筋を示すものだ」とコメントしています。
参考記事:
Superbrewed Food Launches Thryvia™, the First Shelf-Stable Protein-Derived Postbiotic for Digestive and Immune Health Formulations
Bryan Tracy | LinkedIn
Superbrewed Food Debuts Thryvia, a Shelf-Stable Postbiotic for Gut and Immune Formulations
Superbrewed Food launches Thryvia postbiotic for digestive and immune health formulations | PPTI News


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