抗生物質(antibiotic / antimicrobial)とは:
細菌など微生物の成長を抑制する作用を持った物質。米国の農家では、感染予防よりも家畜の体重増加を大幅に早めることを目的として、抗生物質が投与されてきた歴史がある。
近年、抗生物質の乱用により薬剤耐性菌(AMR)が増加し、世界で年間130万件の死亡の原因となっていることから、世界保健機関(WHO)も日常的な抗生物質の投与をやめるよう勧告を行っている。
欧州連合(EU)では、家畜の感染予防・成長促進目的での使用は禁止されている。
関連用語:
薬剤耐性菌(AMR) ➡︎