英国で急成長中の植物性乳製品ブランドPlenishが、プロテインパウダー市場に参入

Carlsberg Britvic傘下のPlenishが、植物由来製品のラインアップに2種類のエンドウ豆プロテインパウダーを追加し、英国で成長を続けるプロテインパウダー市場に参入しました。

原材料を7種類に抑えたクリーンラベル製品


英国で乳製品フリーの代替ミルクを展開するPlenishは、わずか7種類の原材料で作られたクリーンラベルの植物性プロテインパウダー「Clean Protein」を発売し、食品業界で最も注目されているカテゴリーであるプロテインパウダー市場に参入しました。

マダガスカルバニラとココア&シーソルトの2種類のフレーバーを展開。1杯あたり20gを含有するタンパク質が筋肉の維持と成長をサポートし、添加物や人工甘味料は一切使用していません。

原材料には、エンドウ豆タンパク質分離物とソラマメタンパク質をベースに、キクイモ由来の食物繊維イヌリン、ライトブラウンシュガー、天然香料、そしてフレーバーの違いでバニラエキスとシナモンパウダー、または低脂肪ココアパウダーと海塩をブレンドしています。

Carlsberg BritvicのRussell Goldmanは、「プロテインパウダーを利用する消費者は、手軽にタンパク質摂取目標を達成したいと考えており、食物繊維などの付加的なメリットも享受しながら、味には妥協したくないと思っている。当社の新しいプロテインパウダーは、まさにそうしたニーズに応えるものであり、原材料の透明性と美味しい製品という当社の理念を忠実に守った製品だ」とコメントしています。

タンパク質と食物繊維の摂取需要を捉える


Plenishの製品ライン拡充は、今日の消費者需要に沿った動きです。2024〜25年にかけて、英国人の43%がタンパク質の摂取量を増やしました。今年さらにタンパク質を取り入れたいと考える人も14%に上り、13%が食物繊維の摂取量を増やしたいと考えています。

NielsenIQによると、2026年1月24日までの26週間で、英国におけるタンパク質と食物繊維をベースとした食品の売り上げは、それぞれ約10%と14%増加しました。

背景にはダイエット目的でのGLP-1受容体作動薬の普及と、その副作用として生じる筋肉量の減少(服用開始から8~16カ月で25~40%減)があります。現在150万人以上の英国人がGLP-1を服用しており、その割合は2024〜25年の間にほぼ倍増しました。

こうした背景から、英国中のスーパーマーケット(Marks & Spencer、Morrisons、Co-op、Asda、Ocadoなど)が高タンパク・高食物繊維の「GLP-1フレンドリー」な製品シリーズを発売しており、Tescoもこの分野を注視していると述べています。

英国の植物性乳製品ブランドで最も急成長を遂げているPlenishは、クリーンラベル製品のトレンドに着目し、オーツ麦を天然糖に分解しない製法を用いた、オイル・添加物不使用、無糖のオーツミルクを昨年発売しました。

「今日の消費者は、ウェルネス製品にこれまで以上のものを求め、一つの製品で複数の健康目標を達成したいと考えているようだ。今回の製品発売は当社にとって大きな節目であり、消費者の日々の健康習慣をどのように向上させていけるか、非常に楽しみにしている」とGoldmanは語っています。

参考記事:
Plenish adds protein powders with plant-based ingredients | The Grocer
UK’s Fastest-Growing Plant-Based Dairy Brand Enters the Protein Powder World
Plenish enters protein category with clean-label plant-based powders | FoodBev Media

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