合成生物学(synthetic biology / SynBio)
合成生物学(synthetic biology / SynBio)とは:
遺伝子工学やDNA合成を駆使して、生物に新たな機能を付加したり、生物を人工的に設計したりする研究分野。
用語の誕生は1970年に遡るが、合成生物学的手法による初の医薬品(アルテミシニン)が上市されたのは2008年。
以後、諸分野での技術革新が期待されているが、自然界に本来存在しない遺伝子配列を作ることについての是非などは議論の余地がある。
代替プロテイン分野では、細胞株の開発や、精密発酵におけるDNA注入などに応用されている。