チェコのMeweryが、培養ポークと微細藻類で作られた世界初のハンバーガーを発表

チェコのフードテック企業Meweryが、培養ポークと微細藻類のブレンドにより作られた、唯一無二のハンバーガーを発表しました。

ウシ胎児血清(FBS)に頼らない培地を開発


Meweryの新製品はチェコ国内で開かれたイベントで初披露され、参加者の大多数(90%以上)が「食べてみたい」と答えたといいます。EUでは試食イベントでの培養肉の一般提供が認められていないため、実現こそしませんでしたが、同社は試食会での提供認可を得るため、チェコ政府との協議を行っているとのこと。

販売については、参入がより容易とみられる米国とシンガポールの市場に着目しており、今後2年以内に認可を取得する見込みだといいます。

米国のアクセラレーターBig Idea Venturesの支援を受けて、2020年に創業したMewery。独自の技術で微細藻類由来の培地を開発し、ウシ胎児血清(FBS)を用いることなく細胞培養を行っています。

昨年2月に、75%の豚肉細胞と25%の微細藻類からなるプロトタイプを作成。販売可能なサイズになるまでの期間は10週間で、従来のFBSを用いる場合と比べて、コストを最大70%削減できるとしていました。

同社創業者のRoman Laušによると、世界中で毎秒48頭の豚が屠殺されており、年間では15億頭。温室効果ガス排出の観点でも、豚は全排出量の14.5%を占め、世界中の輸送セクターを合わせた数字よりも多くなっています。同社はこの数字を劇的に減らすことを目標に、開発を加速させていくとしています。

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